2023/02/22(水)
コレステロールとは
カテゴリー:院長ブログ
コレステロールとは、血液の中に流れる脂質の一種です。人体を形成するうえで必要不可欠な要素で、体の動きを滑らかにする働きをしています。悪玉コレステロールと善玉コレステロールという言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。両者は、まったくの別物というわけではありません。もともとは同じ要素を持ち合わせていて、血液の中で行き先の違う船に乗り込んでしまったというだけです。その結果、たどり着いた場所で悪玉や善玉と呼ばれるようになりました。悪玉コレステロールと呼ばれるのはLDLコレステロールで、肝臓内のコレステロールを体中の末梢細胞に運ぶ役割があります。
一方、善玉コレステロールと呼ばれているのはHDLコレステロールです。余分なコレステロールを末梢細胞から回収し、肝臓に戻すのが役割です。両方のバランスが崩れると脂質異常症と呼ばれて、動脈硬化につながる恐れがあります。
「高コレステロール血症」はLDLコレステロールが増えすぎている状態をいい、「低コレステロール血症」は、HDLコレステロールが少なすぎる状態です。診断は空腹時の採血で行われ、高コレステロール血症と診断される具体的な数値は、LDLコレステロール値が140mg/dl以上となっています。低コレステロール血症はHDLコレステロールが40mg/dl未満の場合です。つまり、善玉コレステロールと悪玉コレステロールが体内で一定量に保たれていることが、健康には必要不可欠なのです。










