2023/05/26(金)
睡眠負債とは
カテゴリー:院長ブログ
今回は
『睡眠負債』
についてお伝えします!
睡眠負債とは、睡眠不足が慢性化し、“借金”のように蓄積された状態のことです。
〈睡眠負債が健康におよぼす影響〉
1.思考力の低下
睡眠不足が長期的に続くと、思考力や集中力・記憶力・注意力・活力などが低下して学業や仕事の効率が下がります。
2.生活習慣に関連した病気のリスクが高まる
慢性的な睡眠障害を抱えている人は、以下のような生活習慣病のリスクがあります。
・血圧の上昇
・うつ状態による活動性の低下
・血糖値が上昇する病気になるリスクが良眠の人と比べて1.5~2倍になる
3.脳に悪影響がある
「睡眠時間が一日4.5時間程度の睡眠不足が5日間続くと、脳の機能に悪影響が現れる」ということが実証されました。脳機能に起こる悪影響として、不安・混乱などが強まることがわかったのです。
4.耳鳴りやめまい
耳鳴りやめまいをともなう病気の一つである「突発性難聴」も、睡眠不足などのストレスがある状況で起こりやすい疾患です。
〈睡眠負債の解消法や予防法〉
1.寝る時間・起きる時間を一定にする
2.朝日を浴びる
3.適度な運動習慣をつける
4.寝室の環境を整える
以上のことを意識して睡眠負債を解決していきましょう!